2020年度 全国研究大会について

日程(予定) 2020年9月12日(土)午後 理事会(A305会議室を予定)
2020年9月13日(日)研究大会
2020年9月14日(月)研究大会
〔会場〕神戸大学

2020年度全国研究大会を担当する全国プログラム委員

[北海道支部]鈴木雄大,水野谷武志
[東北・関東支部]伊藤伸介
[関西支部]小川雅弘,村上雅俊
[九州支部]尹 清洙

 

2020年度全国研究大会の企画セッションの設置と報告者の募集について

村上 雅俊(全国プログラム委員長)

 

2020年度全国研究大会は,神戸大学を開催校として以下の日程・場所で行われます。

 

日程:2020年9月13日(日)~14日(月)

9月13日,14日(研究大会)

※理事会:9月12日(土)午後 (A305会議室を予定)

 

ニュースレターNo.56でセッションの企画案を募集し,提出された企画案をプログラム委員会において審議した結果,一般報告(自由論題)と8の企画セッションを設置することが確認されました。

つきましては,研究大会での報告を希望されている会員の方は下記の要領で申込みをお願いします。なお,最終的なプログラムの確定に際しては,会場の事情等による企画セッション間の調整,一般報告希望者の企画セッションへの参加,あるいは追加セッションでの報告などをプログラム委員会の方からお願いするケースもあることをお含みおきください。

 

 

1.報告申し込み要領

【報告者の資格】

原則として会員とします(複数で報告する場合にも全員会員が基本です)。

 

注)非会員の報告については機関誌『統計学』投稿規程に準じることとします。また,有効期限付き滞在ビザで入国している外国人会員(もしくは共同報告者に予定される外国人非会員)で報告を希望する場合には,滞在ビザの有効期限にご注意ください。学会報告を理由に滞在許可の延長申請をしても,許可されないことがあります。在留期間に定めのある会員は,あらかじめ滞在期間の延長を申請し,その許可を得るなどの必要な措置を執ってから,エントリーしてください。

 

【応募締切】

2020年5月8日(金)必着(期限厳守)

 

【申込み方法】

「全国研究大会報告申込みフォーム」に必要事項を記入の上,プログラム委員長村上雅俊まで郵便または電子メールで申し込んでください。

経済統計学会第64回全国研究大会報告申し込みフォームのダウンロード

①郵送の場合

〒580-8502 大阪府松原市天美東5-4-33

阪南大学経済学部 村上 雅俊 宛

 

②電子メールの場合

記入済みフォームを添付して,村上雅俊宛(m-murakami@hannan-u.ac.jp)に送付してください。なお送付に際しては,メールの「件名」に必ず「大会報告申し込み」と明記してください。

【その他】

報告の採否は改めて委員会から報告希望者に連絡しますが,報告が確定した会員には8月4日までに報告要旨集の原稿(A4判2枚)を提出していただきます。

 

 

2.一般報告,企画セッションのテーマ・提案者・趣旨

 

1.一般報告(自由論題)

自由論題での一般研究報告を募集します。なお,関連性の強い報告がまとまれば,プログラム委員会の議を経て新たに企画セッションとして設置することもあります。

 

2.企画セッション

1)共通論題セッション 国勢調査の100()

・提案者:全国プログラム委員会

本年は第一回国勢調査が実施されてから100年目に当たる。本セッションでは,国勢調査実施の前夜から今日までの時間的範囲で,日本国内および日本と諸外国との比較を二つの柱として,統計調査論,統計実務,法制度,学説史,データを用いた実証研究など多様な方面から,学術及び/または実務の視点で,国勢調査及び関連する統計調査等を取り上げた報告を視野に入れている。

 

2)国勢調査前史(仮)

・提案者:小林良行(総務省統計研究研修所)・全国プログラム委員会

本年は第一回国勢調査が実施されてから100年目に当たる。本セッションでは,第一回国勢調査実施以前に焦点を絞り,人口の把握という問題に先人たちがどのような模索と試行錯誤を行ったか,その活動の近代日本統計史上における意義,限界などを取り上げた報告を視野に入れている。

 

3)人口センサス-国際動向と利活用(仮)

・提案者:小林良行(総務省統計研究研修所)・全国プログラム委員会

本年は第一回国勢調査が実施されてから100年目に当たる。本セッションでは,国内外の人口センサスに焦点を絞り,国際的な動向を捉えるとともにデータを用いた実証研究・利活用の成果を取り上げた報告を視野に入れている。

 

4)人口減少社会における地域の諸課題と調査・統計分析

・提案者:菊地 進(東北・関東支部)

人口減少が急速に進む地方のみでなく,なお増加の続く一部の都市部においても高齢化の問題が深刻化してきており,防犯・防災,子育て,介護,地域医療,地域福祉,公共施設の維持,公共サービスのあり方など,地域の課題が山積みとなっている。これらの諸課題は,行政サービスの改善のみで解決できるものではなく,地域の企業,金融機関,教育機関,NPO等との協働・共創が強く求められている。しかし,必ずしもそうした理解が一般化しているわけでなく,様々な分析事例と取り組みの積み上げが必要になっており,研究者と行政の連携もより大事になっている。

そこで,地域において山積する諸課題との関わりで進められている調査・統計分析を深め,地域の諸課題の検討に資するセッションを設けることとしたい。

 

5)労働・生活・福祉問題と統計

・提案者:水野谷武志(北海学園大学)

労働統計研究部会では,部会員が取り組んでいる最新の研究テーマについて,多様な報告者でセッションを構成することが部会及び学会の活性化につながると考えた。そこで労働・生活・福祉問題に関連する分野で研究に取り組んでいる会員で構成したセッションを設置したい。

 

6)「北京+25」とジェンダー統計(仮)

・提案者:杉橋やよい(専修大学)

2020年は,1995年の第4回世界女性会議から25年目,SDGsの取組開始から5年,国連統計部の『世界の女性2020』が刊行される予定で,国内では第5次男女共同参画基本計画が策定される年であり,国内外でジェンダー平等の進捗が評価される大きな節目の年となる。そこで,企画セッションでは,世界と日本のジェンダー統計活動や研究を取り上げて,現時点の到達点を確認してみたい。

 

7)メタデータの作成・提供に関する現状と課題(仮)

・提案者:小林良行(総務省統計研究研修所),伊藤伸介(中央大学)

公的統計や社会調査の分野では,メタデータの作成・提供に関する社会的な関心が高まっている。メタデータについては,集計結果表(統計表)とミクロデータ(調査個票データ)といったデータのタイプによって,その作成方法や提供形態が大きく異なることが知られている。また,メタデータのデータ構造やメタデータの作成・収集・提供に関する技術的特徴等,メタデータについては様々な観点から議論が展開されている。本セッションでは,メタデータの作成・提供に関する現状と課題について議論することとしたい。

 

8)国民経済計算・国際収支の改訂に向けた諸問題

・提案者:櫻本 健(立教大学)

2008SNAとBPM6の次期課題検討が進み,国際会合で今後数年かけてマニュアル改訂に進むとみられる。グローバリゼーションなど今日提起されている包括的課題をこのセッションで討議する。

 

3.今後の日程(予定)

5月下旬 報告希望者への採否通知,報告タイトルの確定

6月下旬 プログラムの発送

8月4日(必着) 報告要旨集原稿(A4判2枚)

※提出原稿をそのまま印刷しますので,提出にあたっては添付ファイルで送信するか,印刷原稿を郵送してください。

9月13・14日 全国研究大会

 

4.その他

①大会開催について不明の点などあれば,各支部のプログラム委員にお尋ねください。

[北海道支部]鈴木雄大,水野谷武志

[東北・関東支部]伊藤伸介

[関西支部]小川雅弘,村上雅俊

[九州支部]尹 清洙

 

②研究大会での討議をより実りの多いものとするために,報告希望者の方には,事前に所属支部の例会等での報告をお願いすることがあります。

③宿泊・交通につきましては,各自にてご手配をお願いいたします。早めの予約をお勧めします。

 

注)4月3日発行の学会ニュースレターでは「統計活用自治体セッション,統計活用学生セッション」の設置をアナウンスしていましたが,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大の状況を鑑み,セッションの設置を中止することとしました。(4月6日 常任理事会承認,4月7日 理事会報告)

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