2018年度 全国研究大会について

日程(予定) 2018年9月9日(日) 理事会(会場は未定)
10日(月) 研究大会,総会,懇親会
11日(火) 研究大会
〔会場〕和歌山県民文化会館(和歌山市小松原通り一丁目1番地)
12日(水)
〔午前〕学生研究報告会
〔午後〕チュートリアルセミナー
〔会場〕和歌山県データ利活用推進センター(和歌山市東蔵前丁3-17 南海和歌山市駅ビル5F)

 

2018年度全国研究大会を担当する全国プログラム委員

委員長 :大井達雄 (和歌山大学)
副委員長:橋本貴彦 (立命館大学)
委員  :水野谷武志(北海学園大学)
伊藤純(昭和女子大学)
吉田央(東京農工大学)
中敷領孝能(熊本学園大学)

2018年度全国研究大会の企画セッションの設置と報告者の募集について

2018年度全国研究大会は,和歌山大学を開催校として以下の日程・場所で行われます。

日程:2018年9月10日(月)~12日(水)

9月10,11日(研究大会)

9月12日(統計チュートリアルセミナー,学生報告会)

※理事会:9月9日(日)午後

場所:和歌山県民文化会館,和歌山県統計データ利活用推進センター

 

ニュースレターNo.50でセッションの企画案を募集し,提出された企画案をプログラム委員会において審議した結果,一般報告(自由論題)と10の企画セッション,また学会本部企画として統計チュートリアルセミナーと学生報告発表会を設置することが確認されました。なお,統計チュートリアルセミナーは報告申込の対象外ですのでご注意下さい。

つきましては,研究大会での報告ならびに学生報告発表会へのゼミ生の参加を希望されている会員の方は下記の要領で申込みをお願いします。なお,最終的なプログラムの確定に際しては,会場の事情等による企画セッション間の調整,一般報告希望者の企画セッションへの参加,あるいは追加セッションでの報告などをプログラム委員会の方からお願いするケースもあることをお含みおきください。

 

1.報告申し込み要領

【報告者の資格】

原則として会員とします(複数で報告する場合にも全員会員が基本です)。

 

注)非会員の報告については機関誌『統計学』投稿規程に準じることとします。また,有効期限付き滞在ビザで入国している外国人会員(もしくは共同報告者に予定される外国人非会員)で報告を希望する場合には,滞在ビザの有効期限にご注意ください。学会報告を理由に滞在許可の延長申請をしても,許可されないことがあります。在留期間に定めのある会員は,あらかじめ滞在期間の延長を申請し,その許可を得るなどの必要な措置を執ってから,エントリーしてください。

 

【応募締切】

2018年5月11日(金)必着(期限厳守)

※学生報告会での報告希望については,5月18日(金)を<第一次募集>の締切日とします。その後追加募集を行うかどうかはプログラム委員会での判断とします。

 

【申込み方法】

「全国研究大会報告申込みフォーム」・「学会学生報告会報告申込みフォーム」に必要事項を記入の上,プログラム委員長大井まで郵便または電子メールで申し込んでください。

・報告申込みフォーム(MS-Word.docx形式)のダウンロード。

・学生報告会用申込みフォーム(MS-Word.docx形式)のダウ ンロード。

  • 郵送の場合

〒640-8510 和歌山市栄谷930 和歌山大学観光学部 大井 達雄 宛

  • 電子メールの場合

記入済みフォームを添付して,大井宛(oitatsuo@center.wakayama-u.ac.jp)に送付してください。なお送付に際しては,メールの「件名」に必ず「大会報告申し込み」(または「学生報告申し込み」)と明記してください。

 

【その他】

報告の採否は改めて委員会から報告希望者に連絡しますが,報告が確定した会員には8月3日までに報告要旨集の原稿(A4判2枚)を提出していただきます。

 

2.一般報告,企画セッション,統計チュートリアルセッション,学生報告会のテーマ・提案者・趣旨

 

1.一般報告(自由論題)

自由論題での一般研究報告を募集します。なお,関連性の強い報告がまとまれば,プログラム委員会の議を経て新たに企画セッションとして設置することもあります。

 

2.企画セッション

1)ジェンダー統計研究の先端的諸問題

・提案者:伊藤陽一(東北・関東支部)

ジェンダー統計の研究と前進のための活動は,特に2005年以降,国連統計委員会・統計部を中心にして制度が整えられ,先進国・途上国をふくめての開発過程で「誰をも取り残さない」がスローガンのSDGsの2015年の制定とともに,統計においてジェンダー,障害者,高齢者等をとりあげる機運が一段と高まっている。この時点で,ジェンダー統計研究の先端部分の課題の幾つかを紹介し,解決の方向を提起することは重要である。

 

2)日本の統計史を考える

・提案者:小林良行(総務省統計研究研修所)

本企画セッションは,わが国の統計学研究における歴史的観点の重要性の再認識を促すことを目的として設けるものである。本企画セッションは,杉亨二が初めてわが国に統計思想を導入した明治期から現在までを基本的な時間的範囲として,様々な角度からわが国の統計史を捉えた報告で構成する。

なお,報告者が多くなる場合はセッションを2つに分けることも考えている。

 

3)人口減少社会における諸課題と地方統計の利活用

・提案者:菊地進(東北・関東支部)

人口減少の急速に進む地方のみでなく,なお増加の続く一部の都市部においても高齢化の問題が深刻化しており,防犯・防災,子育て,介護,地域医療,地域福祉,公共施設の維持,公共サービスのあり方など,地域の課題が山積みとなっている。これらの諸課題は,行政サービスの改善のみで解決できるものではなく,地域の企業,金融機関,教育機関,NPO等との協働,共創が求められるところとなっている。しかし,必ずしもそうした理解が一般化しているわけでなく,様々な分析事例と取り組みの積み上げが必要になっており,研究者と行政の連携もより大事になっている。

そこで,地域において山積する諸課題との関わりで進められている調査・統計分析を深め,地域の統計分析を強めることに資するセッションを設けることとする。昨年も同様のテーマで申請したが,その重要性はさらに高まっている。

 

4)生産物分類

・提案者:菅幹雄(法政大学)

現在,我が国では産業連関表の供給・使用表(Supply Use Table)への移行を目指し,その基盤となる生産物分類(Product Classification)の策定が政府で進められている。本セッションでは,生産物分類において先行しているEUおよび米国の生産物分類の現状を明らかにしたうえで,我が国の生産物分類のあり方について議論する。

 

5)産業連関計算(表と分析)(仮)

・提案者:朝倉啓一郎(流通経済大学)

本セッションは,『統計学』創刊60周年事業企画に応募することを意図して設置する。産業連関表は,表章形式と利用方法が密接に関連した総合加工統計であることから,作成と利用の両側面をバランス良く議論したいと考えている。そこでは,統計制度や政府統計に関連する論点,経済理論の実証研究に関連する論点,そして,他分野の数量情報との接合・リンケージに関連する論点などを踏まえつつ,新しい産業連関研究を展開するセッションとなるよう,努力する。

 

6)統計改革に関する動向について(仮)

・提案者:谷道正太郎((独)統計センター)

政府においては現在,統計改革の動きが急速に進んでおり,統計法の約11年ぶりの改正に向けた法案提出や,公的統計基本計画の改定が行われようとしている。今後,計画段階から実行段階に移行していく統計改革においては,経済統計の改善をはじめ,統計システムの再構築や利活用促進などに関する様々な取組が進められていく。本企画セッションでは,こうした改革の全体像や,統計の作成面,利用面に関する最新の取組状況を報告するとともに,全国研究大会に参加される研究者,統計利用者の方々の貴重な御意見,声を政府関係者と共有することで,よりよい改革の実現を目指すことを目的とする。

 

7)貧困研究における統計利用(仮)

提案者:水野谷武志(北海学園大学)

21世紀の国際社会において貧困の撲滅が重要な課題の1つとなる中で,日本でも深刻化する貧困問題の改善が急務となっている。様々な分野に及ぶ貧困問題の現状把握と改善に向けて,統計の果たす役割は依然として大きい。一方で,分野が広範囲かつ複合的でもあるので,研究の余地も大きく残されている。様々な分野において,新たに統計で貧困問題にアプローチする研究をめざして本セッションを設置したい。・

 

8)ミクロデータを用いた実証分析における地域情報の活用可能性(仮)

提案者:大井達雄(和歌山大学),伊藤伸介(中央大学)

近年,社会経済の広範な分野でミクロデータによる実証分析が行われているが,ミクロデータに含まれる地域情報には様々な利用可能性があることから,地域情報をさらに活用することによって,ミクロデータ分析のさらなる進展が期待される。本セッションでは,ミクロデータを用いた様々な実証分析の事例をもとに,ミクロデータ分析における地域情報の活用可能性について議論していきたい。

 

9)データ利活用推進のための課題と今後の展開(仮)

・提案者:大井達雄(和歌山大学)

2018年4月に和歌山県に総務省統計局の一部機能移転が実施され,同時に和歌山県にも和歌山県統計データ利活用推進センターが開設される。これらの組織は,いずれも統計データ利活用拠点となるために,データサイエンスやEBPMに資する統計データ利活用推進,統計データ利活用に関する人材育成を行うことを主たる事業としている。データ利活用を進めていくためには,先進事例の紹介や蓄積にとどまらず,背景やニーズの把握,組織体制などの多面的な分析や議論がもとめられる。今回の研究大会は移転から半年を経過した上で開催されるため,これらの組織の活動内容と課題が報告されると同時に,学術的な視点からデータ利活用推進のための課題や方策について議論することを予定している。

 

10)オンサイト施設を通じた研究成果の報告(仮)

・提案者:大井達雄(和歌山大学)

オンサイト施設は,情報セキュリティが確保された施設内に限定した上で,調査票情報の使用が許可されるものである。現在,国が直接,設置・運用する事例が中心であるが,今後は大学等研究機関の協力を得て全国的なネットワークの構築を目指している。そのためには,オンサイト施設を通じた研究者による実証分析研究の質量の充実が必要である。今回,オンサイト施設を利用した研究者にその研究成果を報告してもらうと同時に,同施設の利用したうえでの感想や改善点などを述べることで,オンサイト施設の普及や発展に貢献することを当企画セッションの目的としている。

 

11)『統計学』創刊60周年記念事業企画セッション(記念事業委員会企画)

・提案者:大井達雄(和歌山大学)

『統計学』創刊60周年記念事業委員会では,現在,事業企画案の選定作業を継続して行っている。今回のセッションでは,特集として決定ないし仮決定のテーマについて報告を行うとともに,新規企画につながる報告も募集します。企画準備段階の問題提起的あるいはトライアル的な報告でも構いませんので,積極的にご応募ください。報告・質疑応答タイプの通常スタイルにこだわらず,短時間報告やディスカッション形式などの試行的セッションを設置し,その後の特集につなげていくような場を提供できればと考えております。なお,企画セッションとして全国研究大会で報告された場合,申請によって事後的に記念特集論文のテーマ選定の対象となることを申し添えます。

 

3.統計チュートリアルセミナー(学会本部企画)

自治体職員による統計とGIS活用のGood Practice 報告

・提案者:菊地 進(東北・関東支部)

意義:自治体職員は住基台帳や固定資産台帳に行政目的でアクセスし,分析する場合がある。そこで醸成される問題意識を持って統計分析やGIS分析が行われると興味深い結果が得られる。それらに触れることは,行政職以外の統計研究者にとってもプラスとなる。共同研究・社会連携の契機を見出すこともできる。

なお,本セミナーについては,昨年同様,参加費無料の公開セミナーとして開催する。

 

4.2018年度 統計・GIS活用学生セッション(案)

意義:研究で統計分析,GIS分析を行っている学生に発表の機会を提供し,統計教育の質を高めるとともに,大学における統計学のプレゼンスを高め,統計研究者のすそ野を広げる。水野谷ゼミ,櫻本ゼミ,上藤ゼミ,大井ゼミが参加した2017年度大会でその可能性が拓かれた。いずれも大変興味深い発表であった。2018年度はさらに一歩進めることが望まれる。

対象:学生の個人研究ないしグループ研究。

募集:会員による推薦(原則,1会員報告1推薦)

会員ゼミ等で指導の届く学生・グループを推薦

経費:旅費・宿泊費は所属大学・個人負担。

日程:9月12日(水) 午前(予定)

1報告20分程度 5報告程度。最後に報告学生による相互質問を含む全体討論。ただし報告グループ数によっては報告時間が増減する可能性があります。

 

3.今後の日程(予定)

5月下旬 報告希望者への採否通知,報告タイトルの確定

6月下旬 プログラムの発送

8月3日(必着) 報告要旨集原稿(A4判2枚)

※提出原稿をそのまま印刷しますので,提出にあたっては添付ファイルで送信するか,印刷原稿を郵送してください。

9月10・11日 全国研究大会

12日 チュートリアルセミナー,学生報告発表会

 

4.その他

①大会開催について不明の点などあれば,各支部のプログラム委員にお尋ねください。

水野谷 武志(北海道支部),伊藤 純(東北・関東支部),櫻本 健(東北・関東支部),大井 達雄(関西支部),

橋本 貴彦(関西支部),中敷領 孝能(九州支部)

②研究大会での討議をより実りの多いものとするために,報告希望者の方には,事前に所属支部の例会等での報告をお願いすることがあります。

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